自衛消防技術指導会2021

先日、さくらコマースの自衛消防隊は「自衛消防技術指導会」に参加しました。
自衛消防隊とは、人命安全・施設予防のための組織で、火災が発生したときの初期消火、消防署への通報、施設内のお客様と働く仲間の避難誘導など、大変重要な役割を担っています。

自衛消防技術指導会は、毎年行われていた「自衛消防訓練審査会」のように火災発生時を想定しての模擬演習を行いますが、府中消防署管轄内の事業所と競い合う評価方式ではなく一連の動作をプロである府中消防署の皆さんに確認していただく訓練指導会です。
感染対策として、大人数で集まらないよう１組ずつ行われる入れ替え制となっており、入場時に検温やアルコール消毒がしっかりと行われていました。

さくらコマースの自衛消防隊は３名で編成され、それぞれが役割を担っています。
指揮官は、全体の状況を把握し指示を行う自衛消防隊のリーダーです。
１番員や２番員は、避難誘導やけが人の救護、消火器や消火栓を使って消火活動を行ないます。
例年とは異なる開催となりましたが、事前に動作確認や一連を通した練習を行い当日に臨みました。

模擬演習後は、それぞれの動作に対してフィードバックが行われ、「初期消火時の距離のとり方やタイミング」「お客様に伝える館内放送や隊員に対して行う指示方法」「電話機は受話器を上げて必ず確認する」など有事の際、スムーズに対応できるようご指導いただきました。

参加したメンバーからは、「一人ひとりに担当がついて、ご指導いただけるので細かく確認できて良かった」「今まで演習後のフィードバックはなかったので、とても貴重だった」など気づきや学習の時間となりました。
防火・防災に対する意識や知識向上のため、これからも自衛消防隊や消防訓練の活動を行なっていきます。
まつきょん