さくら市場館では、「さくら市場館の美味しい」を伝える取り組みを行っています。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言後は生活様式も変わり、お客様に今までと同じアプローチができなくなってしまいました。
そこで、今だからできる新しい取り組みを模索し、発信していくことを目的とした「チームカムカムズ」を結成!
チームメンバーにお話を伺ってきました。
さくら市場館の強みである試食販売は、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインにより、現在実施できていません。
美味しさを伝える手段として他にもPOPや店内放送などがありますが、「味を確かめてもらうことでより早く知ってもらうことができる」とチームのこだわりにメンバーの横山さんが大奮闘です。
ティッシュ配りをヒントに、商品にサンプルをつけてお家で試食できるしくみを考案しました。
横山さん
「毎週月曜日に限定販売している、モンシェールのデニッシュパンをカルピスやコーヒーなどの商品にサンプルをつけ、配布を実施したところ『販売していることを知らなかった』『味がわからないから買おうか迷っていた』などのお声を聞くことができました。
今回の取り組みで認知度が上がることや、味を知ってもらうことの重要さを改めて知る機会になったので、今後も工夫しながら進めていきます」
モンシェールのデニッシュパンとは?
さくら市場館が誇るトマト売場は、「好きなトマトを選んでほしい」と多くの品種を取り揃えているのが特徴で、多摩地域ナンバー1を目指しています。
メンバーの藤田さんを中心に売り場づくりが行われており、トマト好きをターゲットにしたミニトマトのサンプルや、売場がすぐにわかるよう「リコピン島」と名づけた装飾で盛り上げています。
藤田さん
「以前より力を入れていたトマト売場ですが、もっとアピールしたいと考え、チームミーティングで意見交換を行いました。
装飾は、ビニール風船を利用したり、手作りの人形を作ったりと今までにない発想で楽しい売り場を演出しています。お子様からも大人気です!
他にも、糖度を表示する工夫も行なっていますので、どのトマトにしようか迷った際に参考にして頂きたいです」
普段、それぞれの担当部門で業務に携わっているメンバーたち。
チームを率いているのは、鮮魚担当の平本さんです。
平本さん
「活動にあたり大切にしていることは『横のつながり』です。
部門を越えたチームワークは、さまざまな視点で意見を出し合うことができ、刺激を受けて常に新鮮な気持ちで取り組むことができます。
また、今回チーム以外の仲間に意見を聞いたり制作してもらったりと、さくら市場館としてのチームワークを高めることができました」
横山さんや藤田さんから、平本さんのリーダーシップについてのお話もあり、「チームカムカムズ」の結束力を感じました。
みんなの得意技で作り上げている「さくら市場館の美味しい」を伝える取り組みは、チームに留まらず店舗全体で挑んでいます。
まつきょん