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日本銀行本店の秘密が知れちゃう!?【日本銀行本店見学ツアー】

まつきょんです。
先日、日本橋にある日本銀行本店の見学ツアーに行ってきました。
日本銀行は、お金の発行をはじめ物価や金融システムの安定を目的に創立されました。
そして、明治29年に日本銀行本店が竣工され、現在国の重要文化財に指定されています。
参加したのは、「テレビでよく見る建物の中を見たい!」と集まったメンバーです。

撮影OKな中庭にて!

最初に映像から日本銀行の3つの役割(お札の発行・物価の安定・金融システムの安定)を学び、当時役員が使用していたお部屋がある2階の探索に続きます。途中の廊下には、歴代総裁の肖像画がずらりと飾られていました。
現在一万円札にもなっている渋沢栄一さんのお孫さんが就任されていたお話や、総裁で唯一総理大臣にも就任した第7代総裁の髙橋是清さんなど、時間の関係上数名の紹介ではありましたが、それぞれの総裁が成し遂げた偉業を知る機会になりました。
また役員会議が行われていたお部屋には、日本銀行の成り立ちに関する資料や業務で使われていたものなどが展示されていましたよ。
当時の出勤簿や勘定元帳などもあり、「手書きは大変だっただろうな」と時代を感じました。

さあ、続いては地下1階へ!
2004年まで利用していた旧館の地下金庫の中を見学させていただきました。

【右】1千億円のイメージはこんな感じだそうです!

関東大震災の被災がなく創建当初のまま残すことができた貴重な空間でもあります。
重々しい3つの扉を開いた先に、お金の保管室がありました。
さまざまな写真撮影スポットが設けられており、学びの中に楽しめる要素も含まれているのが印象的でした。

【右】当時利用していたお客様窓口

最後は、実際にお客様が訪れていた客だまりと営業場でした。
日本銀行本店の設計・建設に携わったのは、辰野金吾さんという建築家ですが、事前に欧米の銀行を視察し学びを得てから着手したそうです。
重厚感のある出入口で、天井や窓にはたくさんのガラスを使用していました。
きっと当時訪れた人々は、日本の進化を感じたことと思います。


参加メンバーより
「日本銀行の見学ってどんな内容なのか想像もつかないまま、何ら下調べをせずに参加したのですが、かえって新鮮な体験ができたと思います。
要所で警備員が目を光らせていたのは当然として、ツア-の案内はフレンドリーな感じで、1億円相当のお札を持ってみる(約10キロ!)など、堅苦しくなく楽しめました。
お勧めスポットです!!」

今回の見学を通して、遠くに感じていた日本銀行を身近に感じましたし、もっと興味を持つようになりました。
何においても、始まりや携わった人たちの思いは知りたくなりますよね。
新たな発見の旅は、まだまだ続きそうです。

【中央】傷みなどで使用できなくなったお札(裁断済み)がお土産!