ももちえです。
今回の新規事業学習会のテーマは「マッチングサービス」。
世の中に存在するマッチングサービスから、面白い、興味深いと思ったものをチョイスし、なぜそう思ったのか発表を行いました。
トップバッターは、率先して挙手をした森田さん。活きがいいです。
森田さんチョイスは、おつかいマッチングアプリ「オツコ」。
ほしいものを自分の代わりに買ってきてくれる人と買ってあげる人のマッチングサービスです。
商品売買のサービスならメルカリが定番ですが、フリマサービスとの違いは、今手元にあるいらない物を取引するわけではなく、これから販売される商品や購入予定のものを売買できるという点です。
例えば、ネット販売を行っていない遠隔地の名産品、ライブやイベントでの限定グッズ、行列にならばないと入手できない商品など、欲しいのに行くことができない人にはうれしいサービスですね。
さて、森田さんはそのサービスの何に興味をもったのでしょうか?
森田さん
「目の前に無いのに売ったり買ったりできることが面白いと思いました。時間、距離、資格などを乗り越えて売買するっていうところが不思議というか、おもしろい」
たしかに、森田さんが話すとおもしろい気がしてきます。
次に「お墓のシェアサービス」に注目した佐々木さん。
佐々木さんは、派遣人材の派遣先開拓のため、日々ITやシステム開発会社さんと商談を行っています。その業者さんが「墓をはじめる」と話していたので「IT会社が墓の何をするんだ?」と興味を持ち調べたところ、「友墓(ともばか)」というサービスをみつけたそうです。
「友墓」とは、お墓のシェアリングサービスで、独身だけどひとりでお墓に入りたくないという女性の声から思いついたアイデアだそうです。
家族や血縁関係のない人とも同じお墓に入れることが特徴で、遺骨の管理や供養はお寺がおこなってくれます。
そしてこの「友墓」は、一般的な墓石のお墓と違い、ビルの中に納骨されています。参拝所に設置された装置にカードをセットすると遺骨を納めた箱が自動で運ばれてくるシステムです。
日本では、先祖代々お墓を守るということが当たり前の慣わしとされていますが、そうは思っても管理することが難しくなっている現実もあります。
こういった情報を得ると、価値観の多様に応えることで新しいサービスが生まれ、さらに予想外の業種にITが使われる世の中になっていることがわかりますね。
今後はマッチングサービスにおけるビジネスモデルについても勉強していきます。