パーラー学習会のひとつ「仙人の頭の中」が行われました。
仙人の頭の中とは
パーラーで数々の経験をしてきた仙人こと高梨さんによる学習会
経験談を交えながら、次世代の働く仲間に自身が考えていることを伝えます
始めに高梨さんから学習会についてお話がありました。
高梨さん
「皆さんに、さまざまなジャンル(項目)のお話をしますので、ひとつでも持ち帰って、業務等に活かしてもらえたら嬉しいです。
お話の中には、大きなメッセージも隠れていますので、探って見て下さい」
宣言通り、高梨さんからさまざまなジャンル(項目)のお話が繰り広げられていました。
中には、アメリカの哲学者であるマイケル・サンデルさんの「これからの『正義』の話をしよう」という本のお話がありました。
この本は、正解はないけれど決断を責められたら「どう行動するのか」を問いかけられる哲学の本です。
高梨さん
「電車が暴走してしまい停まることができない状況で、線路の先には5人の人が立っています。自分の前には、線路の方向を変更できるレバーがありますが、方向を変えた先には1人の人が立っており回避できません。あなたならどうしますか」
高梨さんの問いに、参加者の働く仲間たちは「逃げろと叫ぶ」「方向を変えて5人を助ける」「5人を見てどっちを助けるか見極める」など、意見が出ましたが本と同様に決まった正解はありません。
伝えたかったことは「自分だったらどう行動するのか」考えることの大切さでした。
終盤では「パチンコする人ってどんな人だろう」とみんなで考える時間がありました。
ここでも働く仲間たちから、「音楽が好きな人」「夢を持っている人」「やる気のある人」
など、意見が上げられまさに十人十色です。
高梨さん
「心理的要素をみんなで研究してみると、違った視点で物事を考えられ色んな意見を出し合えると思います」
高梨さんのお話には「考える」というキーワードが多く出てきています。
本を読んだり、人の話を聞いてインプットしたことを更に自分で考える。
「みんなで研究して考えて盛り上げていこう」というメッセージが高梨さんから感じられました。
聞くだけではなく、自身で考える時間にもなった「仙人の頭の中」
高梨さんのさまざまなお話は、参加者の働く仲間たちに響いているに違いありません。
まつきょん