まつきょんです。
先日、府中市のこども食堂「みんなの食堂」様に、お米を寄贈いたしました。
みんなの食堂は、「町に子ども達や大人達がホッとできる『居場所』を創りたい」と代表者の藤田さんご自身が経験された思いがカタチになった「こども食堂」です。
主な活動拠点は、ル・シーニュ6Fにある府中市市民活動センタープラッツ内の料理室で、食事の提供に限らずフードパントリー(食品のおすそ分け)も行っています。みんなの食堂ホームページより
今回開催時の様子を見学させていただきました。
食堂の開始時間は府中市の「愛の鐘」以降で、必ずお家の方と一緒に来てもらうことがルールです。
私が見学した時間帯は、お母様とお子さんの組み合わせで、中にはグループで訪れている人もいました。
仕事帰りでお子様と待ち合わせをして、お見えになる方もいらっしゃるそうですよ。
愛の鐘とは
防災行政無線放送のひとつで、一定時刻に鳴らして帰宅時間などを告げる鐘です。自治体によって放送時間や流れるメロディーが異なります。
ちなみに、府中市はドボルザークの「家路」です。(府中市ホームページより)
11月のメニューは、ガパオ風ライスやじゃがいもと玉ねぎのバター煮など、デザートを含め6品でした。
皆さんのご厚意で私もいただいたのですが、どれも美味しくてボリュームも満点!
すべて手作りで愛情たっぷり!心温まるご飯でした。
テーブルには、可愛いお花が飾ってあり、「会場を少しでも華やかにしたい」という思いが込められていました。
運営に携わっているスタッフの皆さんは、藤田さんと様々なご縁からつながった方々で、「皆さん、積極的に参加して下さるので有難いです」とお話がありました。
中には授業を終えた高校性も参加しており、幅広い年齢層の方が携わっている印象でした。
またそれぞれがテキパキと対応されていて、役割分担も明確になっていることがわかりました。
見学中に微笑ましいシーンもありました。
小さなお子様と訪れたお母様に、藤田さんが「お手伝いしましょうか?」と声をかけ、スタッフに応援を呼びかけました。
すると、一人のスタッフさんが駆けつけ、お子様にご飯を食べさせてあげたり遊んだりとお母様がゆっくりできるようサポート!
まさに藤田さんの考える「居場所」づくり。
スタッフそれぞれが、共感している印象を受けました。
初めて見学させていただきましたが、笑顔で迎えて下さった「みんなの食堂」の皆さん。
今回の見学を通じて、さまざまなサポート方法があることがわかりました。
そして、私たちにも「出来ることはたくさんある!」という思いにつながりました。
今後もさまざなカタチで携わっていきます。