先日、営業企画担当のビジネスモデルキャンバス研修が行われました。
営業企画担当は、マーケティングチームとデザインなどを手掛けるe-factory(イー・ファクトリー)チームに分かれており、さまざまな得意技を持つメンバーで構成されています。
e-factory(イー・ファクトリー)ホームページ
今回の研修会は、ビジネスモデルキャンバスの手法を取り入れて、e-factory(イー・ファクトリー)の今後の事業展開を模索する土台づくりが目的です。
ビジネスモデルキャンバスとは、新しいビジネスモデルの構築や既存事業の見直しで有効なフレームワークであり、9つのブロックで構成されています。
ビジネスモデルキャンバスとは
参加者には事前に「お客様は誰か(顧客セグメント)」「お客様に提供する価値(価値提案)」のブロックが課題となっており、フレームワークが完成した状態で研修会はスタートです。
最初に、講師の人事部長より概要や考え方のレクチャーが行われ、みんなで現在のビジネスモデルの構造を共有します。
現状を把握することで、事業の特徴や優位性を見出すことができ課題を洗い出すことができます。
フレームワークを元にディスカッションです。
まずは顧客セグメントをカテゴリー化し、それぞれのニーズを考えていきます。
例えば、地域のお客様のニーズでは、「クオリティ」「盛り上げる」「集客」などのキーワードが挙がりました。
また、「季節のイベントや歴史など地域の知識を得ている」という意見もあり、自分たちの強みを再認識する場面にもなっていました。
挙げられたニーズは、みんなが考える価値提案を満たしているのか整理し、「今後どんな価値を提供していくのか」更にディスカッションを重ねていきます。
中でも強みに変えていきたいと多くの意見があったのは、SNSを活用した価値提案です。
「お客様に私たちを知ってもらう発信をする」「私たちしか知らない府中を発信する」「他企業より何歩も進んだ提案をする」など活発的なディスカッションが繰り広げられていました。
そして、これからは「新しいチャレンジをしながら進化する」という共通認識を持つことができました。
研修の準備や当日の進行役に携わったのは吉田さんです。
吉田さん
「外部環境が日々変わる中、私たちも新しいことにチャレンジしていくことが必要だと感じ研修会を実施しました。一緒に考えて共有することは、チームとして強くなり意識向上にも繋がっていきます。
初めての試みで不安もありましたが、みんなから多くのアイディアを創出することができ、たくさんの刺激と気づきを得ることができました。
今後も研修や学習会を定期的に行い、みんなで新しい価値を創造していきます」
参加者から、「今回の研修会で事業の方向性や共通認識を持つことができた」「フレームワークで細分化することで自分たちの足りないものが明確になってよくわかった」「みんなの考えを共有できて良かった」など声がありコミュニケーション強化にも繋がったことがわかりました。
営業企画担当の研修会は、参加者を前向きにさせてくれる新しい一歩です。
まつきょん