2019年度「情熱接客NO.1プロジェクト」が始動しました。
情熱接客NO.1プロジェクトとは、2015年から全社的に取り組んでいる「接客力向上」を目的としたプロジェクトです。
情熱・接客・NO.1 の頭文字をとって「JS1(ジェイ・エス・ワン)」と呼んでいます。
これまでのプロジェクトでは、接客における基本の型を徹底的にチェックし、レベルの底上げを行なってきました。
覆面方式のミステリーショッパーや接客コンサルタントによる調査、年度末には接客における基本と応用力が試される「情熱接客NO.1コンテスト」を全社的に実施。
さくらコマースが大切にしてきたことを再確認できる取り組みへと繋がりました。
↑ 過去実施のコンテストの様子
その後も各店舗において接客チェックは定期的に行なわれています。しかし近年、なかなか点数がふるわないという問題が出現。
今年度は「新たな試み」を意識しながら、課題解決とステップアップに臨みます。
先日行なわれたキックオフミーティングでは、各店の代表が集結し、プロジェクトの方向性とミッションの確認が行なわれました。
まず、事前課題の「各店接客コンセプト」の共有から。
各店の方針を基に接客コンセプトをつくり、具体的な実行に落とし込んでいきます。
例えば、
「店舗が競馬場に近いということで、競馬にかけて『はじける笑顔 三冠馬』というコンセプトを掲げます。
お客様と接する3つの場所で、それぞれの場所にふさわしい接客対応で、笑顔に特化し実行していきます」プロジェクトメンバー清水さん
など、各店のオリジナリティあふれる要素をコンセプトに取り入れることで、チーム内の共通意識がつくられ、組織力の強化に繋がっていきます。
その後ミーティングでは、インセンティブの考案を募りました。
「まだ接客経験の浅い社員のために、伸び率にも着目した評価の仕方が必要では?」
働く仲間のモチベーションを考慮した意見に参加メンバー一同が同意。
若手社員への期待が、活力のあるチームを作っていく上で欠かせないものだということがわかります。
2019年度プロジェクトリーダー高橋さん
「JS1プロジェクトは、お客様と接するという大切なことを、全社を上げて取り組むプロジェクトです。そのプロジェクトの自店代表に選ばれたということで、みなさんにとって誇りになることだと思っています。このプロジェクトを通じ、自分自身とプロジェクトメンバーの成長、そして次期リーダーを育てるということにも意識をして取り組んでいきたいです」
接客力の向上は、一人ひとりの接客経験の積み重ねとともに、定期的な教育研修の実施や店舗での接客強化月間の設定など、組織的な取り組みが必要となることがわかりました。
各店の「色」を取り込むという新しい試みでスタートした情熱接客プロジェクト。
ミーティングで得られた気づきを店舗へ持ち帰り、コンセプトを磨き上げ、いよいよ店舗での展開がはじまります。
ももちえ